HP独占インタビュー【rice活動休止について】
第4回連載「海外見聞録」
第3回連載 特別企画「rice×ACID」
第1回連載 第3弾「たかが7年、されど7年!」
新しい歩みをはじめたriceは、今年で結成7年を迎えます。移り変わりの早い音楽業界の中で、着実なステップアップをしてきた7年は評価されるべきもの。けれど、ふたりの力はまだまだこんなものじゃない! もっともっと羽ばたくための、これからの年月についてのふたりの気持ちをどうぞ。──気になる今後の活動についても聞かせてください。ライヴはこれでもかっていうぐらいの日程が発表されたけど(笑)、音源の予定は?
有紀:とりあえず、今年中に100枚出します!
──えーと、今年の残り、あと何日だったっけ(笑)。100枚は大げさにしても、曲はつねに増えてるよね? ライヴやるたびに新曲を聴いている印象があるし。
有紀:うん。曲は増えたね~。
──音源になってない曲も多いもんね。
有紀:この間楽曲リストを見たら、音源になってない曲の方が多かった。
HIRO:そうそう。CD自体そんなに出してなかったからね。
──いつも思うけど、曲が多くあるって強みじゃないかなって。
有紀:何かをやろうと思った時、すぐに実現できる素材があるって強いなと思うよ。今…70曲近いんじゃないかな?
HIRO:そうだね。ちょうど7年目を迎え、年10曲ペース。
有紀:結成初年度に、“1年で10曲ぐらい作っていけたらいいよね”って言ってたんだよね。その、当初の目標をちゃんと守れててよかったな。あ~、今年で7年目か! そりゃ、おまえもハゲるわ!
HIRO:…え!? まあね、俺のデコもね、多少上がって来てもおかしくはないさ(笑)。
有紀:そりゃ俺も…7年も経っちゃ、痩せる前の体重に戻るさ!
──時代は繰り返す。
有紀:痩せてた日々も、なかったことになる(笑)。
──そんな7年の月日(笑)。
HIRO:気づいたら経ってたっていう感じだよ。
有紀:振り返ろうとしたら確かに長いんだけど、長いと思ってないから続くのかもしれない。
──たぶんお客さんも、riceの活動年月を長いとは思ってないんじゃないかな? だからこそ、今の着実な動員UPにつながってるんだろうし。これはもしかしたら、ふたりであることの強みかもしれないと思うんだけど…。
有紀:ああ、それは絶対あると思う。
──いろんな形式で音楽ができるし、自由度が高いからいつも新鮮に楽しめるんだよね。
有紀:まあ…俺、才能あるしね。
HIRO:あはははは。ビッグな発言が出た!
有紀:なんつーの? 満6年が過ぎた今でも、おまえ(HIRO)、俺にメロメロやん!
──どっかで聞いたセリフだな…。あ、この間、雑誌のインタビューでHIROくんに話を聞いた時、“なんだかんだ言って、あいつ(有紀)、俺のこと大好きだからなぁ”って言ってたよね(笑)。
HIRO:かぶったな(笑)。
有紀:まんまとかぶった(笑)。
──どっちがより自分のパートナーに惚れ込んでるんだろうね?(笑)
HIRO:コイツ、なんでそんなに俺のこと好きなんだろうなって思うもん。
──夫婦もそうだけど、お互いが、“あの人は私がいないとダメなのよ”って思える関係って幸せだよね(笑)。
有紀:ホントにね~(笑)。でも基本、相手を包み込むような気持ちの大きさは、俺の方が強いよね?
HIRO:うはははは! …コレ、もうちょっと引っ張ろうか?
有紀:楽しくなって来ちゃった(笑)。
HIRO:そうだな…自分で感じることなんだけど、気づいたら俺の方がデカくなって来てる部分があるんだよね!
有紀:俺も大概大人だけど、そこは譲れないんだけどね。
HIRO:このしゃべり、あと20分はいける!(笑)
──…まだまだいく?(笑)
有紀:でもそれじゃ、今回のインタビューがずーっとコレばっかりになっちゃう(笑)。
──あはは。じゃまた、連載第二回以降に取っておきましょうか。いや~しかし、ふたりのやりとりはいつ聞いても絶妙だね(笑)。これもやっぱり、7年という月日のたまものかしら(笑)。とはいえ、まだ7年。これからもっともっとriceは続くだろうし、やりたいことも無限にあるでしょ?
HIRO:あと少なくとも…50~60年は。
有紀:だって、THE ALFEEとかBUCK-TICK、サザンもいるからね!
──THE ALFEEなんか、今年で満33周年だよ。
HIRO:それだけやって、気づいたらおまえがハゲてたらどうすっかな。
有紀:すごい太ってハゲて…。
──往年の外タレみたい!(笑)
有紀:じゃ、俺、外タレになるわ! もしくは、ハゲたり太ったりしないように気をつけるか…その二択だね。
──いや、二択じゃなく、“気をつける”の一択にして、美しいまま年月を重ねようよ(笑)。
~~次週へ続く~~