HP独占インタビュー【rice活動休止について】
第4回連載「海外見聞録」
第3回連載 特別企画「rice×ACID」
第2回連載 第3弾「夏のあと」
11月1日のO-WESTワンマンでひと夏のパッケージが終了したあと、riceの向かう先は? 現段階での展望を語ります。──この夏のツアーが追加公演を含めてすべて終わったあとのライヴも2本発表されたけど、これは今のriceにとってどんな立ち位置の公演になりそう?
有紀:“CLUB rice Vol.3”(9月21日・渋谷サイクロン)は、海外へ行って来ますのタイミングに近いから、その前にみんなの顔見て元気をもらえればっていう意味合いかな。
──壮行会的な?
HIRO:そうだね、“勝手に壮行会”みたいな(笑)。
──じゃ逆に、11月1日のO-WESTはただいま的な?
有紀:事実上、ウチらのツアーパッケージとしては、ここまで(TOUR TUXEDO COLLECTION'07~「&」~海外ツアー~CLUB rice Vol.3~rice LIVE@渋谷O-WEST)がひと区切りのような感じで計画を立ててたから。秋も深まるこの日に、夏からの流れのひと区切りがようやく終わる……って感じ。
──その、ひと区切りが終わったあとの冬以降のヴィジョンはどんな感じですか?
有紀:秋以降にまたツアーができるかな? って感じではある。レコーディングに専念したいっていう気持ちもあるんだけど、発表のタイミングを考えつつ今計画を立ててるところ。というのも、最近は展開がいろんな方向に広がり過ぎてて…っていうかもっとライブやりたいし(笑)。
──10月の海外ライヴもそうだけど、結果的にはいい流れを作る予想外の動きも飛び込んで来たりするしね(笑)。
有紀:そうそう。でも、なんだかんだで今んとこ結果オーライだから(笑)。
──音源についてはどんな予定で進んでますか?
有紀:音源素材自体は、今ツアー後には完全にパケる感じで進んでる。それができたらリリース準備に取りかかれるから、うまくいったら、年末には新展開第一弾が発表できるんじゃないかな。
──レーベルを立ち上げたこともライヴのMCで発表したけど、これに関しては準備を重ねて来た感じ?
有紀:そんな大層なもんでもないけどね(笑汗)これは、rice発足当時にあった“yuro RECORDS”の再編。ただそれだけのことだけど、結果、自分たちにとってはデカイことかもしれないなって。自分たちで冠を持ってた方が、今は活動の幅が広がりやすくなるしね。
──待ち遠しい音源発売だけど、どんな形式になる予定ですか?
有紀:タイトルは『Heart is always...』で、3曲入りのマキシになるかな? 新旧織り交ぜた楽曲になると思う。収録曲については、このホームページのレビューで突然流れるかもしれないからお楽しみに。
──今後もさらに精力的に動くrice、固定概念にとらわれない活動がすっごく楽しみですね。
HIRO:今年の忘年会が楽しみだわ! そこでいろいろ振り返ってみて……とか言って、その頃にはもう全部忘れてたりして(笑)。だって、今の時点でライヴ何本やったか覚えてないもん。
有紀:新体制になってから、何気に結構な本数こなしてるもんね(笑)。
──それだけ充実してるってことですよね(笑)。では最後に、このホームページをいつも見てくれてるみんなに伝え残したことがあればぜひ。
有紀:海外ライヴの意図については、このインタビューを何度も読んでほしいなって。で、俺たちの気持ちをわかってもらえたらうれしいです。その上で、夏のツアーや壮行会を兼ねた“CLUB rice Vol.3”に来てもらって、その時々の経過を見てもらえたらなと思います。